転職で気をつけたい制服の長所と短所
求人を見てみると、制服貸与と表記されている案件を目にすることがあります。
会社で制服を制作し、スタッフに貸与している企業は、製造業や医療職、銀行や企業の受付けなど、特定の業種に限られていることが多いようですが、従業員から見て制服にはメリットもデメリットもあります。
メリットは、自分で毎日の服装を考える必要がないことや、制服は動きやすい素材やデザイン性が採用されているという点が挙げられます。
また、制服を着ることでオンとオフとの切り替えがしやすくなったり、仕事へのモチベーションにつながるというのもメリットに感じる人は多いのではないでしょうか。
制服は社会人としての自覚が芽生えやすく、機能性を重視しているので、私服に比べると集中して仕事に取り組むことができるのは確かです。
ただし、その一方で、制服は簡単に着脱することはできません。
私服なら、上着を脱いでシャツ姿になることも可能なので、自分で温度調節が簡単にできますが、作業服や制服の場合はそうはいきません。
そのため、夏場にエアコンの効いていない環境で制服をきちんと着用しなければならないときには、素材によってはどんどん疲弊してしまうことも十分考えられます。
また、私服にくらべると、デザインのバリエーションが偏っていることも事実です。
ですから、就職や転職をする場合は、制服の有無を確認して、自分に合っているのは制服と私服のどちらなのかをじっくりと考えるようにしましょう。