女性は意外に制服を好む?
地球温暖化のせいなのか、日本の夏は「酷暑」が定着しつつあります。
そんな中、クールビズという流行が生まれ、ネクタイにスーツ姿という男性を夏場はあまり見かけることがなくなりました。
一方で、女性社員の中には、今まで通り制服にこだわりを持つ人も少なくないと言われています。
特に普段からオフィスワークが中心の女性にとって、事務服と言われる会社の制服はなくてはならないという声が多いのです。
男性のクールビズと同様、女性の間でもオフィスカジュアルという言葉は定着してきました。
しかし、男性のように、襟付きシャツにスラックスといったオフィスカジュアルの定番が決まっているわけでなく、女性のファッションには、スカートスタイルやパンツスタイル、ワンピースなど、様々なスタイルがあります。
そのため、毎日着る服を選ぶ大変さから、制服を希望する声が多いという実情があります。
決まった制服があれば、仕事用の被服費を給与から捻出する必要はなくなるからです。
しかし、企業側としては制服代にかかる経費はかなりのものになるので、できれば制服を廃止したいという考えが広がりつつあります。
とはいえ、制服が支給されているから、今の給料でもやっていけるという女子社員も多いため、コスト削減のために制服の廃止を検討する場合は、徐々に切り替えていくことが大切でしょう。
例えば、アイテム数を減らしたり、1~2年かけて廃止にしたりと、企業側の工夫も必要だと思います。